自宅でムダ毛の自己処理ができる脱毛器には、
- 「家庭用脱毛器」:光照射により持続性のあるムダ毛のケアを行う
- 「脱毛器(除毛器)」:毛をローラーに挟み込んで抜きとることで一時的に除毛する
の大きく2つのタイプがあります。
こちらの記事では、
「毛が目立ちにくい持続的な効果を得るために、家庭用脱毛器でVIOのケアを行いたい!」
と考える方に向けて、デリケートなVIOに使用するための家庭用脱毛器選びで気をつけるべきポイントをお伝えします。
VIO対応したおすすめの家庭用脱毛器もご紹介するので、是非参考にしてください!
VIO対応している家庭用脱毛器を探す前に、知っておくべき2つの方式タイプ

家庭用脱毛器(光美容器)は下記2つの方式タイプに分けられます。
いずれも光の照射により持続的に毛を目立ちにくくする効果に期待できますが、それぞれに違った特徴があります。
【「フラッシュ式」の家庭用脱毛器の特徴】
- フラッシュ照射により毛根にアプローチ
- 毛が濃いメラニン色素に反応する
- 照射範囲が広く、処理がスピーディー
- ムダ毛ケア初心者や脱毛初心者におすすめ
【「レーザー式」の家庭用脱毛器の特徴】
- レーザー照射により毛乳頭・毛母細胞にアプローチ
- 毛が濃いメラニン色素に反応する
- 照射範囲が狭く全身の処理には時間を要するが、局所的な処理が得意
- 脱毛経験者におすすめ
ほとんどの家庭用脱毛器がフラッシュ式タイプであり、レーザー式の家庭用脱毛器は非常に稀な存在です。
ムダ毛ケア初心者の方には基本的にはフラッシュ式がおすすめですが、家庭用脱毛器の方式の違いや特徴を知ることで脱毛器選びの際にも知識として役立てることができるので頭に入れておきましょう。
VIO対応した家庭用脱毛器選びには照射対応パーツに注意

VIOに使用する家庭用脱毛器選びに際してまず注意しなければいけないことは、「照射対応パーツに制限があるかどうか」という点です。
家庭用脱毛器には細かく照射対応部位・パーツに制限があることがほとんどです。
特にデリケートなVIOゾーンは安全面を配慮し照射対応パーツが限定されていることも珍しくありません。
Vラインにおいてはほとんどの家庭用脱毛器が照射対応範囲としていますが、Iライン・Oラインについては照射対応範囲としていない脱毛器も多くあります。
【VIO対応パーツによくある3パターン】
- VIOすべてに対応している脱毛器
- VIのみに対応している脱毛器
- Vのみに対応している脱毛器
全身に使用できるともとれる表現がされている商品であっても、細かく照射対応している箇所または対応していない箇所をしっかり確かめておく必要があります。
あなたが選んだ家庭用脱毛器で本来照射対象としていないパーツを知らずに照射してしまい、肌トラブルを引き起こすことがないように購入前からしっかり確認しておきましょう。
VIO対応パーツへの照射対応可否を確認したうえで、家庭用脱毛器を選ぶ3つのポイント

(1)照射レベルの調整が柔軟にできる家庭用脱毛器を選ぼう
家庭用脱毛器の多くは、照射パワーを調整できる出力調整機能が備わっています。
脱毛部位や肌のコンディション、痛みによって照射力を調整しながら処理をすすめていくことで肌トラブルや痛みの防止・抑制にも繋がります。
特にVIOは皮膚が薄く、照射による熱がこもりやすく痛みや赤みをおびやすい箇所であることから、無理して高い照射パワーで処理をすすめていくことはおすすめできません。
出力調整機能が細分化されているものだと、大変使い勝手がよく安全に照射をすすめることができるのでデリケートなVIOにも適切に照射をすすめていくことができます。
(2)デリケート&狭い箇所であるVIOに適した仕様の家庭用脱毛器を選ぼう
家庭用脱毛器によっては
- 冷却機能
- VIO専用のアタッチメント
が内蔵・付属されているものがあります。
家庭用脱毛器には冷却機能がついており、照射前に皮膚を冷却することで、痛みを最小限に抑えることができます。
また照射により一時的なダメージを受けて赤みや痛みが強く生じてしまった際の、再度の冷却としても活躍します。
またVIOは他部位と比較すると狭く、衛生面を配慮したケアが必要となるため、VIO対応の狭めの照射口のあるアタッチメント付きの家庭用脱毛器を選ぶとよいでしょう。
(3)コストパフォーマンスが良い家庭用脱毛器を選ぼう
家庭用脱毛器の価格はサロン脱毛や医療脱毛にかかる費用よりもリーズナブルであることから、使用をこころみる方も多いことでしょう。
お財布に優しいVIO対応の家庭用脱毛器でも、使用後にあまり変化が感じられなかったり、早くも買い換える必要が発生してしまうとなるとせっかくの自己投資も満足度の低いもので終わってしまいます。
よって本体価格だけではなく、ランニングコストについてもある程度想定しておく必要があります。
各脱毛器の
- 照射面積
- 照射回数
- 電源方式
- 保証の有無や期間
などをチェックし、機能面含めたコストパフォーマンスの良し悪しをはかることも大切です。
VIOにおすすめの家庭用脱毛器8選/照射対応パーツ別

以降ではVIO対応したおすすめの家庭用脱毛器を下記4つの照射対応パーツ別に分けて順にご紹介します。
- VIOすべてに対応している脱毛器
- Vのみに対応している脱毛器
VIOへの使用を考えるあなたに合った脱毛器選びの参考になれば幸いです。
VIOすべてに対応している脱毛器(5つ)
『ケノン(KE−NON)』
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価格:69,800円(税込)
タイプ:フラッシュ式
照射対応範囲:全身+VIO対応(V推奨)+顔全体(鼻から下を推奨)
出力調整機能の段階数:10段階
照射可能回数:最大:300万回(レベル1:300万回 レベル10:50万回)
照射面積:7.0~9.25c㎡
1ショットあたりのコスト:0.02円
保証:最大1年6ヶ月
使用頻度目安:2週間に1回
『脱毛ラボホームエディション』

価格:71,478円(税込)
タイプ:フラッシュ式
照射対応範囲:全身+VIO対応+顔全体(目周り除く)
出力調整機能の段階数:5段階
照射可能回数:30万回
照射面積:4.8c㎡
1ショットあたりのコスト:0.23円
保証:1年間
使用頻度目安:2週間に1回
『ヤーマンレイボーテヴィーナス』

価格:99,000円(税込)
タイプ:フラッシュ式
照射対応範囲:全身+VIO対応+顔全体(目周り除く)
出力調整機能の段階数:5段階
照射可能回数:30万回
照射面積:8.4c㎡
1ショットあたりのコスト:0.3円
保証:1年間(※90日間全額返金保証有)
使用頻度目安:2週間に1回
『ミュゼ SSCエピフォトスキンケアプロ』

価格:79,200円(税込)
タイプ:フラッシュ式
照射対応範囲:全身+VIO対応+顔全体(目周り除く)
出力調整機能の段階数:5段階
照射可能回数:30万回
照射面積:2.7c㎡
1ショットあたりのコスト:ー円
保証:5年(※ミュゼプラチナム会員限定)
使用頻度目安:2日に1回
『LAVIE(ラヴィ)』
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価格:54,780円(税込)
光美容器タイプ:フラッシュ式
照射対応範囲:全身+VIO対応+顔全体(目周り除く)
出力調整機能の段階数:7段階
照射可能回数:脱毛レベル1:10.5万回 脱毛レベル7:5,000回
美顔レベル1:10.5万回 美顔レベル7:6,000回
照射面積:6.0c㎡
1ショットあたりのコスト:0.52円
保証:2年間
使用頻度目安:10日間〜2週間に1回
Vのみに対応している脱毛器(3つ)
『ブラウン シルク・エキスパートpro5 PL-5117』

価格:47,000円〜(※アマゾン推奨)
タイプ:フラッシュ式
照射対応範囲:全身+Vのみ+顔は頬骨下部分のみ
出力調整機能の段階数:10段階
照射可能回数:40万回
照射面積:ー
1ショットあたりのコスト:0.12円
保証:1年(※90日間全額返金保証あり)
使用頻度目安:1週間に1回
『スムーズスキン pure fit』

価格:46,200円(税込)
タイプ:フラッシュ式
照射対応範囲:全身+Vのみ+顔全体可(目周り除く)
出力調整機能の段階数:10段階(自動調整)
照射可能回数:100万回
照射面積:6.0c㎡
1ショットあたりのコスト:0.04円
保証:2年間
使用頻度目安:1週間に1回
『tria(トリア)』
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価格:48,000円(税込)
タイプ:レーザー式
照射対応範囲:全身+Vのみ可+顔全体可
出力調整機能の段階数:5段階
照射可能回数:ー
照射面積:1.0c㎡
1ショットあたりのコスト:0.16円
保証:2年(公式サイトの場合)(※30日間全額返金保証あり)
使用頻度目安:2週間に1回
まとめ
デリケートで痛みを伴いやすいVIOに使用するための家庭用脱毛器選びは、安全面やムダ毛ケアの効果を得るために、非常に重要です。
まずは候補としている家庭用脱毛器のVIO対応パーツへの照射対応範囲を必ずチェックしましょう。
照射対応範囲を確認したうえで、デリケートで痛みが伴いやすいVIOケアに適したコスパの良い家庭用脱毛器選びをすることが大切です。
VIO対応の家庭用脱毛器でVIOの毛を目立たせにくくすることはできますが、より持続性のあるムダ毛ケア・脱毛を行いたい方はサロン脱毛や医療脱毛に通ってみることもおすすめします。